チャンピックス継続のコツ~何日服用したかを記録~

チャンピックスは、有効成分をバレニクリンと言い、ニコチンガムやニコチンパッチに代表されるニコチン代替療法とは全く違う作用機序を持った治療薬として話題になりました。現在では、敷地内禁煙やスパイロメーターの設置など、種々の条件をクリアした病院が設置できる診療科である禁煙外来の治療として、保険適応による禁煙治療が可能となっています。海外ではこの他にブプロピオン(商品名ザイバン)が禁煙補助薬として承認されていますが、日本では未承認のため、実質チャンピックスがニコチン代替療法以外の禁煙治療の唯一の選択肢ということになっています。チャンピックスは禁煙を開始する一週間前から服用を開始するというのがその特徴ですが、その一週間の間はこれまで通りに喫煙して構わないというのがミソとなっています。ニコチン受容体のパーシャルアゴニストであるチャンピックスを服用しはじめると、タバコの味が変わり一般的に「おいしくなくなる」と言われています。つまり、むしろこの一週間の間に味の違いを実感した方が、その後の禁煙が継続しやすい可能性があるという見方もできるのです。その後服用を続けている間に、ニコチンによる離脱症状を軽減するわけですが、その途中で禁煙が失敗してしまうケースも少なくありません。そのため、販売メーカーであるファイザーは禁煙日記という冊子を用意し、書き方を禁煙治療の本人に委ねて禁煙の補助に役立てるよう勧めています。この冊子は、今が何日で、どういう状態にあると考えられるか、何日まで続いたら禁煙終了か、といったことが時系列順に記載してあり、また、自分の書き方次第でどのような使い方もできるようになっています。何日継続で「勝ち」なのか、書き方を工夫して禁煙治療にトライしてみてはいかがでしょうか。